ウィニペグの冬の寒さについて

寒い、寒いといわれるウィニペグの冬の寒さ。
初ウィニペグの冬を経験してみての感想です。

 

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結論からというと、「思ったよりも寒くない」、でした。

というのも、今年は近年稀にみる暖冬だったそうです。
地元のウィニペガーの人にもこんな暖かい冬は初めてといわしめる程。

 

実際のデータで見てみるとこんな感じです(参考

  Max Min Mean
12月 −4.5℃ −11.6℃ −8.1℃
1月 −10.4℃ −18.7℃ −14.6℃
2月 −6.3℃ −15.9℃ −11.1℃
3月 1.4℃ −8.2℃ −3.4℃

12月〜1月の間は最高気温であってもマイナスの時が多いです。
積雪量はほんのすこし積もってそのあとはほとんど降らないことが多かったので雪国出身であれば楽勝かと思われます。
また雪もさらさらとした軽い雪なので雪かきもしやすいです。

 

 

気温別体感ですと


0℃〜−10℃

外に出るのがそれほど億劫ではない。
ヒートテック、セーター、ズボンの下に履くタイツ、こちらで買った膝まであるダウン、手袋、帽子で対応可。


−10℃〜−20℃

外に出るのが億劫になってくる。どうしても必要な用事以外はなるべく外に出たくない。外気にさらされる皮膚の部分がチクチクする。
普段の防寒に加え、顔全体を覆う布が必要とされる。


−30℃〜−40℃

ただ、ただ辛い。
鼻毛が凍るという言葉の意味がわかる。
数分外にいただけで頬が真っ赤になる。
肺が痛む。


という感じでした。
普通に辛かったですが、−20℃までなら防寒で対応可能。また家の中はどこにいても暖かいため、隙間風がどこからともなく入ってくる安アパートに住んでいた時よりも、家の中にいる時は快適でした。

 

余談。

 

冬が近づいてくると、店頭に頼もしい冬用のブーツが沢山並びます。
個人的にはSorelがデザインも可愛くて好きでしたが、値段と機能性を考慮し−30℃まで対応のKamikのブーツを$70で購入。
どこに行くにもこのブーツを履いてでかけていましたが、防寒性は十分でした。

 

実際の気温と体感温度が異なるため外に出る時は、天気予報アプリの体感温度をチェックして防寒するようにしていました。

 

液体という液体が凝固してしまう世界です。

 

乗り越えられないことはない、でも気温がプラスになっただけで、こんなに人は幸せを感じられるのか!!!と思わせてくれるウィニペグの冬でした。