「男子のホンネ座談会」というやばい記事を読んでしまった

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す、すごい記事を読んでしまいました…。

これです。

「男子のホンネ座談会」【前編】「働きたい系女子」のわたしが、今こそ「男子のホンネ」を聞きたかった理由

いわゆるバリキャリ志向の大学生、社会人1年目の男性に「仕事優先? 家庭優先?」「育休は取りたい?」「働く奥さんって、ぶっちゃけどう思う……?」みたいなことを聞いていく座談会なのですが、一体君たちは何時代から来たんだ、教養とは知性とは、大学教育の意味とは…?と慄く感じの内容でした。

共働きと子育てについては、

イッセイ:子どもができた時が転機です。子どもができたら妻には家にいてほしいので……。おそらく僕が結婚する人は、そこまで仕事一筋な人ではないと思いますけど、「出産後も働きたい」って言われることが怖いです。

ハカセ:それはやっぱり自分の家庭環境から?

イッセイ:そうですね。僕はお母さんが家にいてめちゃくちゃよかったので、母親が家をしっかり見ていてほしいです。

司会:奥さんは仕事を辞めてほしいってこと?

イッセイ:絶対ではないですけど、子どもがある程度の年齢になるまではつきっきりでいてほしい。矛盾ですけど、奥さんには好きなことをやって輝いてほしい。でも家にはいてほしいです。

司会:子育てを好きでいてほしい?

イッセイ:そうです!

キャリア志向の女性については、

イッセイ:仮にお母さんが働き出すとして、どのタイミングならお母さんが家にいなくても大丈夫だった?

長谷部:大学、かなぁ…

イッセイ:ですよね! それくらいいきますよね。

長谷部:高校くらいまでは、いてもらわないと無理だった。正直。

イッセイ:僕も高校生まではいてくれないときつかった。家庭を持つにあたって、やっぱりまだ正解がないのかなって思ってて。キャリア志向型の女性がいっぱい出てきたという現状に、制度のほうが追いついてないのかなぁと。たとえば、育休がどれくらい必要かっていうのは、人によって全然意見が違いますよね。育休制度は素晴らしいと思うけど、自分が思い描く家庭にはならないような気がする。だから、キャリア志向型パートナーとは、子どもができたときにケンカしそう……。

もう、ぽ、ポカーンでした。私より年下の世代でこんな高度経済成長期のサラリマーンみたいな考え方しているなんて。

そもそも私の父親(現在58歳)ですら、共働きで完全家事分業、子育てもフルコミットだったので、未だに同世代で家事分業について揉めているのをみると、な、なぜなんだ…となります。

弟が夜泣きして父親が弟をベビーカーに乗せてアパートの周りをぐるぐるしていたこと今でも覚えています。

家庭の維持や家事を女性や母親一人が背負うという考えは、実家にはなくて、家事は家族の構成員が分担するものという認識で、子供もそれぞれ担当の家事がありました。私は洗濯物干し&たたみで弟は風呂掃除、父親と母親が料理と後片付け。

父親がよく言っていたのですが、「自分一人で大黒柱になるなんて不安定すぎるし、そんなのは背負えない。母親と二人で家庭を支えていると思うと安心する」と。

実際、母親は父親よりも年収が高く、父親はもう早期退職してしまったのですが、母親はまだ現役で働いています。夫婦2馬力で働く金銭的安定感の物凄さについて小さい頃から目にしていたので自分も誰かに養ってもらうということを考えたことがなく、人生設計も自分一人でも生きていけるように働くというのが前提です。

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コメント

  1. そのネタの男性、ほんとに現代の若者なのか疑いたくなりますねw
    しかしこの保守的というか変わらない結婚観、家事観、育児観が日本を象徴してますね。
    だから女性が結婚したがらないし少子化もどんどん進むわけです。
    結婚したら家事も育児も基本、女が全部やれ、ってそんな罰ゲーム誰もやりませんよ。
    ひと昔前なら一生養ってくれてプラマイゼロですが、今や雇用は不安定で共働き当然なのに、こういう若者、頭大丈夫?って思いますね。

    お父さん素晴らしいですね。

    ウチの父親は典型的な団塊発想でしたが。。。

  2. 椎の実 より:

    本当に年下の世代と思えなくて驚きました。
    私は地方出身なのですが、住んでいた地域は共働きが前提の場所だったので、
    東京に出てきて、専業主婦の家庭が多いことも驚きましたね。

    >結婚したら家事も育児も基本、女が全部やれ、ってそんな罰ゲーム誰もやりませんよ。
    本当ですよね。助け合って互いの負担が減るのならともかく。

    父が家事育児にしっかり携わっていてくれたおかげで今でも父親とは仲が良いですね。
    これが母親にだけ家事育児を押し付けるような父親だったら今程仲良くなかったんじゃないかな〜と思います。